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16年ぶりの五輪出場を果たすバレーボール男子日本代表の荻野正二(38)と清水邦広(21)の両選手が7日、母校の福井工大福井高校(福井市学園)で開かれた激励会に出席し、来月の北京五輪での活躍を後輩らに誓った。

若狭町出身の荻野選手は1992年のバルセロナ五輪にも出場。2回目となる北京五輪では主将を務め、チームを引っ張る。福井市出身の清水選手は2005年に同校を卒業。力強いスパイクを武器に07年、日本代表に選ばれた。

 同校講堂で開かれた激励会には生徒約1200人が参加。巨田尚彦校長が「2人は学校の大きな誇り。北京で活躍してもらいたい」と両選手をたたえ、3年の盛清正陽・生徒会長(18)は「努力すれば夢がかなうことを先輩たちは身をもって教えてくれた。私たちも部活や学校生活で頑張りたい」とエールを送った。

 女子生徒から花束を受け取った両選手は「メダルを目指す」と力強く語り、七夕にちなんで用意された短冊には「北京で金」などと書き込んだ。

 取材に応じた荻野選手は「代表のユニホームを着るのは今回が最後になるだろう。集大成としてメダルを目指し、若手につなげたい」と話し、清水選手は「試合に出て、五輪という素晴らしい舞台を体験したい」と決意を語った。

 両選手は激励会の後、県庁で西川知事を表敬訪問し、サイン入りボールを手渡した。西川知事は「思い切ってプレーしてください」と笑顔で話しかけた。

 バレーボール男子日本代表チームは今月下旬から東京で最終合宿を行い、8月10日から始まる北京五輪での同競技に臨む。

2008年7月8日  読売新聞)

  なんとかやって欲しいですねぇ
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